リハビリ病棟の看護師の体験談はこちら

リハビリ病棟ってどんなとこ?


 病院って暗いイメージがありますが、リハビリ病棟は少し違って明るいところが多いです。

私は退職を希望し、その理由を話したらリハビリ病棟に移動させられることになりました。

その理由が、ターミナル病棟で末期の癌の患者さんばかりの看護をしていたら精神的に限界を感じてきてしまったというのが一つ。

あとは、お局の看護師に目をつけられてしまって、毎日理不尽に叱責され、いくら努力しても認めてもらえないという事でした。

どちらかというと後者の方が理由として大部分を占めています。

本当はお局看護師と顔を合わせるのも嫌だったので辞めてしまいたかったのですが、リハビリ病棟は同じ敷地内にリハビリ病院として、総合病院の隣に建っていたので、大丈夫かなと思い移動することに決めました。


リハビリ病棟は、看護師と同じぐらいの人数のケアワーカー(看護助手)さんがいました。

それは、介助が必要な患者さんが多いからです。

車いすに移乗するにも、自立〜見守り〜軽介助〜全介助と、その患者さんのレベルに合わせて介助が必要になります。

介助する場面が多いので、ケアワーカーさんの人数も多く設定されています。


看護師は30代のシングルマザーや、新築マンションを購入したてでお金がいると奮闘している子育てママがいました。

総合病院の方では、ママナースは主任1人しかいなかったので(といっても中学生)、リアルな子育てママをはじめてみました。

看護師層は、総合病院の方とは違って穏やかなものでした。

それでも、本人のいないところでの悪口や、噂は多々ありました。


でも総合病院の方とは、比べると人間関係は天国でした。

あとリハビリをして自宅退院を目指す患者さんがほとんどだったので、前向きな明るい雰囲気がありました。STもなかったですしね。



リハビリ病棟看護師の苦労


 明るく前向きな雰囲気の病棟ですが、そこに至るまでには患者さんの苦労があります。

例えば、片麻痺になってしまった自分の体を受け入れなければいけません。

脳梗塞や脳出血になる患者さんは、40〜50代の働き盛りの人も多く、突然の自分の体の変化に精神的についていけず、受け入れて前向きにリハビリに取り組むようになれるまでには、それなりの過程があります。


実際リハビリは始めているけれど、精神的には軽い鬱状態という人もいました。

時々、とても悲しそうな寂しそうな表情をされていることがあり、胸が締め付けられる時がありました。


でも、私が話しかけに行くと、笑顔でお話してくださるのです。

私が、何歳も年下の娘くらいの年齢だからかな…。とそんな時は自分看護師としての未熟さにもどかしさを感じました。

患者さんが辛い気持ちを話せるような看護師になりたいと思いました。


そして、リハビリ病棟で苦労した事ですが、80歳を過ぎた高齢の患者さんに多かったのですが、リハビリにやる気がだせない人への看護でした。

確かにあと何年生きれるか分からないし、頑張っても仕方ないと思ってしまう気持ちも十分理解できます。

年齢的に体力がないため、リハビリはかなりしんどくて、やりたくない気持ちも分かります。


私は看護師として失格かもしれませんが、本人の意思を尊重してもいいのではないかな?と思ってしまいます。

自分の意思でリハビリ病棟にきたわけではなく、家族の意向が大きいので、患者さん本人は気持ちがついてきません。


家族は自宅に連れて帰りたいから、少しでも自分でできる事を増やして欲しいという気持ちがあり、毎日のようにお見舞いにきて1日中付き添うところもありました。


奥さんも高齢のため、老々介護になるし、医療職目線の意見としては、気持ちはわかるけど無理だと思うという患者さんもいました。

でもほんの少しの希望を信じて、リハビリ病棟への入院を希望する家族の方は多いです。

実際問題、施設に入所するお金が苦しいという理由もあると思います。

そんな患者さんが、リハビリを拒否しながら長期入院をして、本当にリハビリしたい患者さんがリハビリ病棟の空き待ちで、慢性期病棟に入院し続けている事もあります。


人の心は、簡単にはいかないものです。

それは年を重ねた人程、難しいかもしれません。


看護師としてできる事は、患者さんの気持ちをしっかり傾聴して、否定せずひたすら共感していく事かなと思います。

時間はかかるのですが、そうして関係が築けた時、こちらの話も聞いてくれる余裕もが生まれます。

この人の話は聞いてみようかな…と。


そして、患者さんがリハビリに前向きに取り組むことができるようになった時、看護師としてのやりがいを感じる事ができます。






リハビリ病棟で働くと腰を痛める?


 リハビリ病棟に限らずですが、介護度の高い病棟や介護施設で働くと、腰痛に悩まされることが難点だと思います。

ボディーメカニクスを意識していますが、それが意識できないくらい、大きな男性患者さんも入院してきます。

身長180cm、体重100kg以上なんて人も入院していました。

麻痺が強く、全介助で車いすへ移乗しなくてはいけない状態…。

病棟には女性看護師しかいなかったので、3人がかりで車いすへの移乗を行っていました。

私は156cmの体重45kgです。

ちょっと油断したら、倒れこんでしまいそう。

実際に患者さんも「あんたで大丈夫か?」と心配してきます。

身長の高いがっちりタイプの看護師を指名してきますが、その人ばかりが負担を負わせるわけにはいきません。


これぐらいの体格差があると、ボディーメカニクスを意識する余裕がなくなってきます。

落とさないように必死です。

そして段々腰がおかしくなってくるのかもしれません。

看護師の体を壊さないように


 体を壊さないように、普段からストレッチしておくことは、結構役にたつと思います。

美容にもいいですし、体が凝り固まらないようにしっかり伸ばしましょう。

軽い筋トレも良いと思います。

リハビリ病棟は、医療行為が少なく、時間にもゆとりがある反面、力仕事が多いので体を壊さないようにだけ気を付けてください。

総合的にみて、リハビリ病棟はとても魅力的な病棟だと思います。

若いうちにリハビリの専門知識に触れることは、どの病棟でも大切な知識になるので、貴重な体験になると思います。

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